「職業訓練でWEBデザインが学べるって本当?」
「やめとけと言われるのはなぜ?」
「卒業後はWEBデザイナーになれる?」
そんな疑問を抱えていませんか?
職業訓練とは、就職に必要な知識や技術を習得するための公的な支援制度で、失業中の方がスキルを身につけて早期就職を目指すことを目的としています。
ハローワークが実施機関として動いているため、「ハロートレーニング」の言葉で知っている方も多いのではないでしょうか。
そんな職業訓練ですが、「やめとけ」と言われる理由があるのも事実です。
「やめとけ」といわれる理由を詳しく知りたいという方もおられると思いますので、今回の記事では、以下のことをご紹介します。
- 職業訓練でWEBデザイナーを目指すのは「やめとけ」と言われる8つの理由
- 職業訓練でのWEBデザインには向き・不向きがある
- 職業訓練でWEBデザインを学ぶメリット・デメリット
- 職業訓練のWEBデザインで失敗しないために
- 40代・50代でも職業訓練でWEBデザイン学べる?
- 職業訓練以外でWEBデザイナーを目指す方法

記事の最後に、お勧めのWEBデザインスクールも紹介するよ。
この記事を最後まで読むことで、WEBデザインが学べる職業訓練の現状を知って、ご自身の選択に役立てていただけると幸いです。
職業訓練でWEBデザイナーを目指すのは「やめとけ」と言われる8つの理由





ハロートレーニングという名前でも聞いたことある人がいるかもしれないね。
そんな職業訓練でWEBデザイナーを目指すのは「やめとけ」と言われる8つの理由をご紹介していきます。
①失業中にしか利用できないうえ倍率が高い
また、



WEBデザインなどIT系の職業訓練は人気の傾向があり、倍率は2~4倍程度あることが多いよ。
*訓練のコースや地域により差はあります。



失業中であることに加え、倍率の高い試験などに合格しないと利用できないんだね。



そうだね。
だから、在職中の人が「WEBデザインを学びたい」と思っても利用はできないよ。


②訓練校に週5日通う必用がある
職業訓練は、基本的には平日の昼間に週5日、数ヶ月間にわたって通学する必要があります。これは、集中してスキルを習得できる反面、時間的な拘束が大きいというデメリットにもなる方もいます。
ちなみに、職業訓練は「就職支援を目的とした公的制度」なので、出席率は重視されます。



多くの訓練では 80%未満になると修了扱いされないなどのルールがあるよね。
休まないように頑張って通ったよ!
③実務レベルのスキル習得が難しい
職業訓練では、3か月や6か月などの限られた期間で、コーディング(html・css・Javascriptなど)とWEBデザイン(illustratorやPhotoshopなど)の基礎から学んでいき、卒業時にはグループや個人でポートフォリオなどの制作物を作成することが一般的です。
このような中では、基礎やちょっとした応用は学んで一つの制作物を作成するにすぎず、実務レベルのスキルまで習得したりすることは難しい現状があります。



私は、WEBデザイン初心者で入校したので、基本を学んで卒業時に制作物をつくるだけで精一杯だったな。
④必ずWEBデザイナーになれるとは限らない
③でお伝えしたことも関係し、
職業訓練のコースが掲載された資料には、卒業生の就職率の掲載もありますが、これは、WEBデザインなどその訓練で学んだスキルで就職した場合のみの数値ではありません。
WEBデザイナーとして就職した場合だけでなく、デザインを担当予定の広報職や企画職、WEBデザインは全く関係ない事務職などで就職した場合の全てが含まれています。



就職率のデータでは、職業の種類に関係なく、その職業訓練を卒業した人が就職したかどうかを表しているんだね。
職業訓練のWEBデザインコースでは、実際の現場で通用するまでのスキルが身に付きにくいことや、実際の求人では1年上からの実務経験が求められていることが多いため、WEBデザイナー職での就職には繋がりにくい現状があります。
⑤就職した労働環境に不安あり
ちなみに、ハローワークの求人では、「未経験」でも応募可能なWEBデザイナー職の求人が出ていることがありますが、少し注意が必要です。
ハローワークの求人は、無料で掲載することができます。
そのため、求人に費用をかけれない企業や社員にお金を投資・還元する意識が低い企業も含まれていることがあり、就職できたとしても就職先の労働環境自体が良くないこともあります。



ハローワークの求人は、大手企業の求人は少なく、中小企業の求人が多い傾向があるよね。
⑥周りのメンバーによって質が異なる
職業訓練の講師は、過去の経験は問われますが現役講師とは限らないことがあります。
教える先生が現役であるか、最新のスキルがあるかどうかによって、学べる質やトレンドが変わってしまいます。
また、クラスメイトの学習意欲やスキルレベルもその時その時で様々です。
熱心な仲間が多く切磋琢磨できる環境であれば理想的ですが、中には目的意識が低い受講者がいる可能性もあり、自分の学習意欲に影響が出ることもあります。
⑦習うトレンドが古いことがある
職業訓練の講師は、現役の方が掛け持ちでしていることもあれば、過去にWEBデザインを仕事にしていたが今は現役を離れている人が採用されている場合もあります。



私が通った職業訓練校の先生の採用条件は、「過去に5年以上の職務経験がある」ことが含まれていたよ。
そのため、過去の経験年数は満たしていても現役ではない方が、コーディングの講師をしていたりしたよ。
そのため、講師によっては、教える内容が最新のトレンドを踏まえていないこともあります。
⑧授業ペースについていくのが大変
訓練の期間や内容によっては、授業ペースについていくことが大変なこともあります。
WEBデザインは、コーディングやデザインなど様々なスキルを学び、制作物を作成していくことを目指しますので、日中の職業訓練での学習に加え、自宅での学習時間も確保する方も多くおられます。



WEBデザインを学ぶことに平行して就職支援もあるし、卒業に向けての制作物の作成、資格取得と、本当に忙しかったな…。
職業訓練でWEBデザインを学ぶデメリット・「意味ない」と言われることがある理由については、以下の記事でご紹介していますので、参考にしてください。


職業訓練でのWEBデザインには向き・不向きがある


これまでご紹介してきたことでわかるように、職業訓練でWEBデザインを学ぶことには、向き・不向きがあります。
職業訓練でWEBデザインを学ぶことが向いている人



以下のような人が、職業訓練でWEBデザインを学ぶことに向いているよ。
- 無料でWEBデザインを学びたい失業中の人
- PC操作に苦手意識がない人
- 倍率の高い職業訓練のテストや面接に合格する意欲のある人
- WEBデザインを活かした職種も視野にいれて就職を目指せる人
ちなみに、「WEBデザインを学ぶのが向いている人」でいえば、以下のような人になります。
- コーディングでWEB制作が学びたい人
- 地道な作業が苦にならない人
- WEBデザイナーになりたい明確な志望動機がある人 など
職業訓練でWEBデザインを学ぶことが向いていない人



以下のような人が、職業訓練でWEBデザインを学ぶことに向いていないよ。
- なんとなくWEBデザイナーを目指している人
- 平日週5日の通学が出来ない人
- 働きながらWEBデザインを学びたい人
- フリーランスを最初から目指したい人
- 速くも遅くも自分のペースで学びたい人
ちなみに、「WEBデザインを学ぶのが向いない人」でいえば、以下のような人になります。
- PC操作に苦手意識がある人
- おおざっぱな人
- 地道な作業が出来ない人 など
職業訓練でWEBデザインを学ぶメリット・デメリット


職業訓練でWEBデザインを学ぶメリット



5つのメリットを紹介するよ!
①授業料がかからない



ただし、
教材費・検定料・資格受験費などは自己負担となるよ。
(数千~1万円程度)



私も、WEBデザインやコーディングの教材の購入で1万円近くかかったよ。
あと、卒業前にIllustrator®クリエイター能力認定試験を受けたので、その受験料も。
②失業保険や給付金の受給
失業保険は、自己都合退職の場合は、待機期間7日+給付制限期間(2か月程度)の後に支給されるようになっていますが、職業訓練の受講を開始した場合は、給付制限期間を待つことなく受け取ることができます。(公共職業訓練)
また、基本手当の支給残日数より訓練期間が長くなるときは、申請することで訓練延長給付を受けられます。



訓練を受けている間は、失業手当が続くのはありがたいね!
そして、
主婦(夫)や雇用保険の受給が終了した方など「雇用保険を受給できない求職者の方」は、求職者支援訓練になり、一定の要件(収入、資産など)を満たせば、職業訓練受講給付金(月額10万円+通所手当など)を受け取りながら訓練を受講できます。
③通所手当や受講手当が支給される
通所手当として、自宅から訓練校までの通学にかかる交通費(最安経路の実費・ハローワークの審査あり)が全員に支給されます。
また、雇用保険受給者でハローワークから「受講指示」を受けている人(公共職業訓練)は、受講手当として、1日500円(上限40日まで)が支給されます。



交通費の支給や受講手当がもらえたことは、助かったな。
区分 | 手当名 | 内容 |
---|---|---|
雇用保険 (公共職業訓練) | 基本手当 | 離職前の賃金に応じて支給額が異なります |
受講手当 | 日額500円(上限あり) | |
通所手当 | 通所方法により支給額が異なります(上限あり) | |
職業訓練受講給付金 (求職者支援訓練) | 職業訓練受講手当 | 月額10万円(条件あり) |
通所手当 | 通所方法により支給額が異なります(上限あり) |
参考:厚生労働省「就職支援・給付金などについて知る」



受けられる給付金などは、雇用保険加入者だったかどうかで、公共職業訓練と求職者支援訓練にわけられるよ。
詳しくは、厚生労働省の「就職支援・給付金などについて知る」で確認してみてね。
④キャリアコンサルタントの就職支援
訓練校に通所中は、WEBデザインのスキルの授業に加え、就職に関する授業を受けたり、キャリアコンサルタントに個別の就職支援を受ける機会が設けられています。
以下のような一般的な就職支援を受けることが出来ます。
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 求人情報の提供
- 就職活動についての授業
- 企業説明会の開催
- キャリアコンサルティング・職業相談



私の通所した職業訓練校では、
卒業までに就職が決まっていない人には、卒業の3か月後までキャリアコンサルタントの就職支援を受けることが出来たよ。
⑤Adobeなどデザインツールが学割で利用できる
職業訓練に通っている間は「学生」扱いになり、Adobeのデザインツールなどが学割で利用できるものがあります。
ただし、学割の対象校であるかは、訓練校によって違うかもしれませんので、確認してみてください。



他にも「学割」が使えるものがあることもあるので、訓練校などに確認してみてね。



私もAdobeを学割契約して、illustratorやPhotoshopを学割価格で利用していたよ。
職業訓練でWEBデザインを学ぶデメリット
デメリットについては、冒頭でご紹介した職業訓練でWEBデザイナーを目指すのは「やめとけ」と言われる8つの理由になります。
職業訓練でWEBデザインを学ぶことは、メリットも多い面もありますが、それ以上にデメリット(やめとけと言われる理由)もあることを知っておきましょう。



くれぐれも、「無料で学べる・その期間失業保険が出る」などの理由で、現職を離職して職業訓練を選ぶことをしないようにね!
職業訓練のWEBデザインで失敗しないために


職業訓練のWEBデザインで学ぶことは「やめとけばよかった!」とならないために、以下のことを事前に知っておきましょう。
①コースで学べる内容をよく確認する
ハローワークで職業訓練の申し込みをする際に、そのWEBデザインの職業訓練で学べる内容をよく確認して、わからない言葉などは調べて理解しておきましょう。



ハローワークで職業訓練の予定が発表されているものであれば、その講座内容が別紙で用意されているよ。
受講開始日や受講期間、学ぶ内容など、よく確認しよう。



自分が学びたいことが網羅されているか、バランスよく講座が組まれているかなどは大切だよね。
私は、講座内容をみて、「簡単ではない」ことは理解して、申し込みを決めたよ。
また、同じWEBデザインの職業訓練でも、学ぶ期間に差があったり、学ぶ内容も違うことがあります。自分が通学できる期間の職業訓練は細かく比較し、一番学びたいものを選ぶようにしましょう。
②職業訓練校に事前見学に行く
職業訓練の申し込みをした人は、事前説明会に参加することが必要な場合があります。
そういった機会がある場合は是非、学ぶ環境や使用する教材などを確認してみましょう。可能であれば、実際に使用するillustratorなどのアプリに触れることができるとイメージがわくかもしれません。



私は、事前説明会に参加して、不明点をいろいろ質問もしたよ。
③自分がどのように就職し働きたいのか考える
職業訓練のWEBデザインコースを卒業したからといって、必ずWEBデザイナーで就職できるとは限りません。
むしろ、実務経験がない・実際の現場で役立つ技術までは習得出来ていない点があるため、職業訓練からWEBデザイナーになることは、ハードルの高いこととも言えます。
そのため、WEBデザインを学んで職業訓練を卒業した後は、どのように就職していくかを考えておく必要があります。



職業訓練では就職支援を受けることができるけれど、WEBデザイナーに特化した就職支援ではない可能性があるからね。
④職業訓練からWEBデザイナーになるには壁があることを知っておく
③に加えてですが、
職業訓練からWEBデザイナーになるには壁があることを知っておきましょう。
- WEBデザインの基礎を学んだだけで、実務経験はないことの壁
- ポートフォリオのクオリティの壁
職業訓練では、学んだ証として個人やグループでポートフォリオを作成することまではしたとしても、実務経験に必要なスキルレベルの習得や就職出来るまでのポートフォリオ技術までは教えてくれないでしょう。



職業訓練で学べることは、WEBデザインのスタート地点に立ったことだと認識しておくことだね。



私が通った訓練校でも同じこと言われたよ。
まだ階段を上り始めたばかりの段階なんだよね。
⑤卒業後の就職先の現状を知っておく



私の体験談を話すね。
私は今までWEBデザインに触れたことがなく本当に初心者でしたが、
同じクラスには、大学でデザイン関係の学科を出ている、絵描きが好きでillustratorなどの操作には慣れている人もいましたので、制作物(ポートフォリオ)のクオリティは高いように見える人もいました。
しかし、実際にはWEBデザインの実務経験がない(仕事として働いたことはない)こともあり、希望する企業への就職は難航していたようでした。
全員の進路はわかりませんが、私の知る限りでは、中小企業でデザインに関わる可能性がある職種についた人はいても、「WEBデザイナー」として就職した人はいないようでした。



職業訓練ではWEBデザインを学んだけれど、全く関係ない事務職や営業職などで就職した人もいたよ。
ネット上では「職業訓練 WEBデザイナー 意味ない・なれない・やめとけ」という言葉を見ますが、私の体験としても、「WEBデザイナー」として就職したいのであれば、職業訓練で学んで就職することはお勧めではないかもしれないと感じました。
卒業後の就職先の現状を知り、職業訓練校に通うのであれば、WEBデザイナー職以外に学んだことを活かせる職種を知っておきましょう。



デザインが出来ると、WEBデザイナー職ではなくても、総務部や企画部、広報部などで社内や社外へのお知らせなどを作成したりすることで生かせる場合もあるよね。
⑥資格取得は意味ない可能性を知っておく
最後に、職業訓練では、学んだ証として、卒業時に何等かのWEBデザインに関連する資格を取ることを進められることがありますが、実際にWEBデザイナーになるためには、効果が薄い可能性が高いことを知っておいてください。



WEBデザイナーになるために役立つ資格には、以下のようなものがあるよ。
- ウェブデザイン技能検定(国家資格)
- Webクリエイター能力認定試験
- Photoshop®クリエイター能力認定試験
- Illustrator®クリエイター能力認定試験
- HTML5プロフェッショナル認定試験
- Webディレクション検定



私は、就職前にIllustrator®クリエイター能力認定試験のエキスパートを取得したよ。
実際の採用に関わる場面では、WEBデザインに関わる資格の有無よりも、ポートフォリオを確認することでその人の技術を確認していることが多いようです。
例えば、大学などで学んだことでillustratorのWEBデザインスキルは高い・デザインセンスもある人が、試験対策をしなかったためにIllustrator®クリエイター能力認定試験には合格できなかったりすることはあります。
WEBデザイナーになるために資格取得に奮闘するよりは、実務レベルの技術を上げることに注力した方がよさそうです。
40代・50代でも職業訓練でWEBデザイン学べる?


結論として、
職業訓練のWEBデザインコースは、その訓練校が指定した試験や面接などに合格できれば通うことができるため、40代や50代でも学ぶことができます。



私が通っていたときも40代・50代の方がおられたよ。
ただし、職業訓練のWEBデザインコースを卒業しただけでは、WEBデザイナーになれるとは限らない現実があります。



実務経験があるかの壁や実務レベルのスキルの壁があるからね。
年齢が上がってからの転職は特に失敗をしたくないと思いますので、職業訓練を卒業すれば「WEBデザイナーになれる!」と思い込んで職業訓練を受講してしまうことのないように注意しましょう。
職業訓練以外でWEBデザイナーを目指す方法


WEBデザインの職業訓練に落ちた場合や、職業訓練でWEBデザインを学ぶことに向いていない人は、以下の方法でWEBデザイナーを目指していきましょう。
職業訓練校以外でWEBデザインを学ぶ・WEBデザイナー目指す選択肢は、2つです。
- 独学
- WEBデザインスクール



詳しく紹介するよ。
独学で目指す
WEBデザインを独学で学ぶメリットは、以下の通りです。



一番は費用が安いことだよね。
- 費用が安く済む(または無料)
YouTube・ブログ・Progate・ドットインストールなど、無料教材の利用
有料でも書籍やUdemyは数千円〜で始められる
→ 学校に通うよりも圧倒的に安価 - 自分のペースで学べる
忙しい社会人や主婦でも、空いた時間にコツコツ進められる
自分の理解度に合わせて「戻る・繰り返す」も自由 - 学ぶ分野を自由に選べる
HTML/CSSからFigma、JavaScript、WordPressまで自分で範囲を選べる
実案件や副業にすぐ活かせる学習に特化しやすい
WEBデザインを独学で学ぶデメリットは、以下の通りです。



一人だと挫折しやすいことと習得に時間がかかることだね。
- 挫折しやすい
目標やスケジュールを自分で管理する必要があり、継続が難しい
→ 特にコードでつまずくと「何が分からないか分からない」状態に - スキルの習得に時間がかかる
教材が断片的で「体系的に学べない」ことも多い
→ 学びがバラバラになってしまい、応用力がつきにくい - フィードバックがもらえない
誰も「作品を添削」してくれないので、クオリティが自己判断になる
→ 就職活動や案件提案で弱点になることも - 最新トレンドに気づきにくい
独学だと、現場で使われている最新のデザイン・ツール・UI/UXの知識をキャッチしづらい
→ 求人のニーズとズレてしまう可能性あり - モチベーションの維持が難しい
仲間や先生がいないため、孤独感や焦りで挫折しやすい
→ Twitterなどのコミュニティを活用する人も
WEBデザインスクールを利用する
職業訓練では合格できなかった、在職中にWEBデザインを学びたい、独学では挫折してしまいそうで不安などの方は、是非、WEBデザインスクールを利用することを検討してみましょう。



WEBデザインをスクールで学ぶメリット・デメリットは、以下の通りだよ。
WEBデザインスクールのメリット
有料のWEBデザインのスクールは費用はかかりますが、職業訓練校で学ぶデメリットを解消できることが魅力です。
- カリキュラムが体系化されている
HTML/CSS、Photoshop、Figma、レスポンシブ対応など順序立てて効率的に学べる
「何から手をつけていいかわからない」という人に最適 - 現役デザイナーから直接学べる
添削やフィードバックがもらえる
実務に即したリアルなノウハウが学べる(トレンド、ツールの使い方など) - わからないところをすぐに質問できる
エラーやつまずきをすぐに解決でき、挫折しにくい
オンラインでもチャットやZoomで相談できるスクールが多い - ポートフォリオ制作をサポートしてもらえる
プロの目線で「就職で通用する作品」の作成を手伝ってもらえる
制作実績がない人には大きな武器になる - 就職・転職サポートが充実
履歴書添削、面接対策、案件や企業の紹介までしてくれるスクールも
未経験からの転職成功率が高まる - 学習仲間ができる(モチベ維持に有効)
同じ目標を持つ仲間がいることで、孤独感が軽減されやすい
SNSやSlackでのコミュニティがあるスクールも
WEBデザインスクールのデメリット



スクールは費用がかかることがデメリットではあるね。



ただし、国の給付金で受講料の70%が戻るスクールもあるよね。
- 費用がかかる
安くても10万〜30万円前後、高額だと50万円以上かかることも
→ 投資対効果を見極める必要 - スクールの質に差がある
講師のレベルやサポート体制に差があり、選び方を間違えると後悔することも
→ 実績や口コミ、就職率をよく確認 - 自主的に学ばないと伸びない
通うだけではスキルが身につかない
→ 自宅学習や課題への取り組みも重要
結論、



WEBデザインスクールに通うにはお金はかかるけれど、専門実践教育訓練給付金など、国の給付金で受講料の70%が戻るスクールもあるよ。



有料のスクールを利用するなら、給付金を活用したいね!
Q&A


- 職業訓練でWEBデザイナーを目指すのは本当に「やめとけ」なの?
-
「やめとけ」と言われる理由はいくつかあります。倍率が高く、失業中でないと受講できないことや、実務レベルのスキル習得が難しいこと、必ずしもWEBデザイナーとして就職できるわけではないことなどが挙げられます。
- 職業訓練でWEBデザインを学ぶメリットはある?
-
授業料がかからず、失業保険や給付金を受け取りながら学べる点は大きなメリットです。また、Adobeなどのツールが学割価格で利用できる、キャリアコンサルタントによる就職支援があるなどのメリットもあります。
- WEBデザインの職業訓練はどんな人に向いてる?
-
失業中で無料で学びたい方や、PC操作に抵抗がない方、倍率の高い選考に意欲的な方には向いています。また、WEBデザイナー職以外でも、学んだスキルを活かせる職種を視野に入れている方にもおすすめです。
- 職業訓練でWEBデザイナーになれるの?
-
職業訓練を卒業しても、WEBデザイナーとして就職できるとは限りません。実務経験の壁や、ポートフォリオのクオリティ、求人ニーズとのギャップがあり、他職種での就職となるケースも多いです。
- 職業訓練以外でWEBデザイナーを目指すには?
-
独学やWEBデザインスクールの利用が選択肢となります。スクールでは体系的に学べ、現役デザイナーの指導や就職支援があるなど、実践的なサポートが受けられる点が特徴です。費用はかかりますが、給付金を活用できる場合もあります。
- WEBデザインの資格は就職に有利?
-
資格よりもポートフォリオの中身が重視される傾向があります。実務に近いスキルや作品のクオリティの方が採用判断に影響します。資格は学習の成果を示す目安にはなりますが、それだけで就職が決まることは少ないです。
- 40代・50代でもWEBデザインの職業訓練に通える?
-
試験や面接に合格すれば40代・50代でも受講可能です。ただし、年齢が上がると転職の難易度も上がるため、訓練後の進路をよく考え、WEBデザイン以外に活かせる職種も視野に入れることが大切です。
まとめ


今回の記事では、【職業訓練】でWEBデザイナーは無理?【やめとけ】の8つの理由と題して、以下の内容をご紹介しました。
- 職業訓練でWEBデザイナーを目指すのは「やめとけ」と言われる8つの理由
- 職業訓練でのWEBデザインには向き・不向きがある
- 職業訓練でWEBデザインを学ぶメリット・デメリット
- 職業訓練のWEBデザインで失敗しないために
- 40代・50代でも職業訓練でWEBデザイン学べる?
- 職業訓練以外でWEBデザイナーを目指す方法
そして、職業訓練でWEBデザイナーを目指すのは「やめとけ」と言われる8つの理由は、以下の通りです。
- 失業中にしか利用できないうえ倍率が高い
- 訓練校に週5日通う必用がある
- 実務レベルのスキル習得が難しい
- 必ずWEBデザイナーになれるとは限らない
- 就職した労働環境に不安あり
- 周りのメンバーによって質が異なる
- 習うトレンドが古いことがある
- 授業ペースについていくのが大変
「WEBデザイナーとして就職して働きたい」「企業に評価される技術まで身に着けたい」「WEBデザイナーになるための就職支援まで受けたい」方は、WEBデザインスクールを選択する方が望ましいでしょう。



WEBデザインスクールでは無料説明会や体験ができるので、その機会を利用して判断してみてね!
今後、お勧めのWEBデザインスクールをご紹介していきますので、しばらくお待ちくださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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