「職業訓練でWEBデザインが学べるって本当?」
「40代でも職業訓練で学べる?」
「卒業したらWEBデザイナーになれる?」
そんな疑問を抱えていませんか?
職業訓練とは、ハローワークを通じて失業中の方が利用できる、就職に必要な知識や技術を習得するための公的な支援制度で、「ハロートレーニング」とも呼ばれます。
職業訓練では、近年のIT人材の不足に対応してWEBデザインやプログラミングなどのIT系のコースも行われるようになっていますが、40代でも受講することは可能なのでしょうか?
40代のWEBデザインの職業訓練の現状ついて詳しく知りたいという方もおられると思いますので、今回の記事では、以下のことをご紹介します。
- WEBデザインが学べる職業訓練とは
- WEBデザインの職業訓練で学んだ内容と流れ
- 職業訓練でWEBデザインを学ぶメリット・デメリット
- 職業訓練でWEBデザインを学ぶのが向いている人・向いていない人
- 40代未経験でWEBデザイナーになれる?
- 本気でWEBデザイナーになりたい場合は?

記事の最後に、お勧めのWEBデザインスクールも紹介するよ。
この記事を最後まで読むことで、職業訓練のWEBデザインで40代が学ぶことの可能性について知って、ご自身の今後の選択に役立てていただけると幸いです。
WEBデザインが学べる職業訓練とは


職業訓練とは
就職や転職に必要な知識・技能(スキル)を学ぶことができる、国(厚生労働省)による公的な就職支援制度です。
ハローワークを通じて案内され、多くの場合受講料は無料で、条件を満たせば失業保険または給付金、手当などを受けながら通うこともできます。



ハロートレーニングとも呼ばれるよ。



失業中または求職中の方が利用できるんだよね。
職業訓練にはいろんなコースがあり、中にはプログラミングやWEBデザインなどのIT系のコースもあります。
応募の流れ
繰り返しになりますが、
また、職業訓練の申し込み後は、ジョブカードを作成してハローワークに在籍しているキャリアコンサルタントとの面談を受ける必要があります。



ジョブカードは、ハローワーク版の履歴書みたいなものだよ。



職歴があるほど、作成も時間がかかるよね。
私は半日がかりで作成したよ。
職業訓練を受けるまでの流れは、以下のようになります。
ハローワークに求職申し込みなどを行います。
職業訓練のスケジュール表をハローワークからもらい、WEBデザインなど自分が受講したい訓練の日程を確認し、申し込みましょう。



申し込みしたい職業訓練の説明会に参加が必要な場合もあるよ。
その後、ハローワークを通して受講申し込みをしよう。



それと並行して、ジョブカードを作成してキャリアコンサルタントとの面談があったりするから、忙しかったよ。
決められた日程と会場で、選考試験や面接を受けます。



選考には、筆記試験のみ・筆記試験と面接・面接のみなど、訓練校やコースによって違うので、申し込みをした時点でよく確認して、選考までに準備しよう。



私が受けたのは、中学生までの国語と数学の筆記試験だったよ。
試験日までに勉強を頑張ったよ!
試験日や面接日に選考結果が出る日はお知らせされますので、合否を確認しましょう。
合格だった場合、指定された日に入校のための説明会に参加し、受講指示を受けます。
指定された日から訓練がスタートします。



訓練の期間は、3か月や6か月など、コースなどによって違うので、最初の申し込みの段階で、学ぶ日程や期間は確認しておこう!
WEBデザインの職業訓練の倍率
職業訓練の倍率は、地域性や募集時期、人気のコースであるかどうかなどによって左右されます。
例えば、都市部は応募者多数 で 倍率が高くなる傾向、地方では応募者が減り倍率は低めに出るケースもあります。
また、1〜3月は比較的落ち着く傾向があり、5〜9月は応募が増えやすい時期とされています。
WEBデザインやプログラミングなどIT系のコースは、コースとして人気傾向にあり、地域性や募集時期にもよりますが、2~4倍の倍率があることが多いようです。



私はその職業訓練の1期生としてWEBデザインコースの試験を受けたけれど、2倍近い倍率が最初からあったよ。
WEBデザインの職業訓練に受かるには



失業中や求職中の人ならだれでも通えるわけではないんだよね。
以下のような試験を受けて合格した方が、職業訓練に通うことが出来ます。
- 筆記試験(中学までの国語と数学など)
- 面接試験
- 履歴書などの書類審査



筆記試験のみ面接試験のみなど単体の場合もあれば、筆記と面接などの場合もあるよ。
このほかにも選考の種類があることもあります。
選考基準については、ハローワークでもらえる職業訓練の一覧の用紙などに記載してありますので、受けたい職業訓練の選考基準は必ず確認してみましょう。
筆記試験の対策
筆者の場合、42歳で、WEBデザインの職業訓練に通うために、中学までの国語と数学の筆記試験を受けてなんとか合格しました。
その合格ポイントは、「とにかく試験範囲を勉強すること」です。



筆記試験のみの場合、上位でテストの点がとれれば、職業訓練に通うことができるということだからね。
そのWEBデザインの職業訓練の申し込みをした際、中学までの国語と数学の筆記試験に合格することが職業訓練に通う条件になっていましたので、ハローワークでは過去の問題の1回分をくれ、「出題範囲を勉強しておくこと」と教えてくれました。
職業訓練の申し込みから試験日までは、1か月程度ありましたので、過去問を解いて傾向をみるのはもちろん、中学までの国語(漢字・熟語・文章問題など)・数学(数式や方程式など)を徹底的に総復習しました。



40代とあって、10代で覚えたこともほとんど忘れていたので、大変だったよ。
申し込みの際に、倍率が高くなる職業訓練のコースであることは予想がついていたので、とにかく上位の点数を取ることを目指して、勉強しました。倍率も意識して勉強に取り組むことは大切です。
倍率が低かったり、定員割れしているようなコースを希望している場合は、もしかしたらここまでしなくてもよいかもしれませんが、倍率が高い人気コースで合格したいのであれば、とにかく上位で合格を目指すことが大切です。
過去に別の職業訓練コースを受けようとした際、「中学レベルくらいは解けるだろう」と本当に勉強せず筆記試験を受けたときは、まんまと落ちた経験もあります。
倍率の高いコースに合格したい、試験範囲の学力が不足している、などの場合は、必死で勉強するのみです。
面接試験の対策
面接試験のみや筆記試験などに併せて面接試験がある場合、
面接では以下のことに注意していきましょう。
- だらしない服装をしない
- はきはき話す
- 相手の目を見て落ち着いて話す
- 就職する意思があることをはっきり伝える



面接練習も必ず行おう。
ちなみに、訓練の申し込み後に、職業訓練の説明会や見学会が開催される場合は必ず参加しましょう。
なぜかというと、その会の中で、面接の選考基準や面接質問を教えてくれることがあるからです。
職業訓練校側も、きちんと説明会などに来るような方には、ちょっとしたポイントUPの機会を設けている場合があるようです。


WEBデザインの職業訓練で学んだ内容


ここでは筆者が42歳の時にWEBデザイン3か月コースで学んだ職業訓練の体験談を交えてご紹介していきます。
WEBデザインの職業訓練で学んだこと



私は、ある訓練校で初めて開講されたWEBデザインの1期生として、WEBデザインの3か月コースを学んだよ。
職業訓練の一例として参考にしていただけると幸いです。
WEBデザイン基礎(illustratorとPhotoshop)と、コーディング(html)の基礎を学ぶ。
WEBデザイン応用(illustratorとPhotoshop)と、css・Javascript・jQueryなどのコーディングを学ぶ。



コーディングではレスポンシブデザインまで学んだので、本当にハードスケジュールだったな…。
学ぶというより、本を読んで流していったような感じだったな。
就職活動で使用するための自分自身のポートフォリオを各自が制作し、卒業時に発表。



2か月間で習ったコーディングとWEBデザインを併せて、1つの制作物を作成して発表するのが卒業課題だったよ。
職業訓練では、平日の朝8時半からは夕方まで、5コマのカリキュラムをこなしました。
ちなみに、
このWEBデザインを学ぶカリキュラムの期間も、就職支援のカリキュラムやキャリアコンサルタントによる個別面談などで就職支援も継続して行われました。(卒業時に就職の決まっていなかった人には、3か月後まで就職支援が継続されました。)
また、3か月目の途中では、WEBデザインに関する資格取得を訓練校側より促されそのための勉強もしました。
私の場合はillustratorのエキスパートの試験を受けなんとか無事に合格できましたが、入学から卒業まで本当に走り続けた3か月といった感じでした。
WEBデザインの職業訓練で出来るようになること
実際に、職業訓練に通い終えて分かったことは、職業訓練ではWEBデザインの基礎を学ぶことができるということです。
同じ「WEBデザイン」というコースであったとしても、訓練校と運営する企業や通う期間によって習う内容が多少違ってきますが、WEBデザインは、htmlなどでサイトを作成するコーディングと、illustratorやPhotoshopなどのデザインツールの使い方の両方を学んで1つの制作物を作成することを指しています。
WEBデザインの職業訓練で、WEBデザインの基礎を学んだということは、コーディングとデザインツールを使って簡単な制作物(ポートフォリオ)が出来るようになるといえるでしょう。



WEBデザインの世界の第一歩を踏み出した状態だね。
職業訓練でWEBデザインを学ぶメリット・デメリット


職業訓練でWEBデザインを学ぶメリット



5つのメリットを紹介するよ!
①授業料がかからない



ただし、
教材費・検定料・資格受験費などは自己負担となるよ。
(数千~1万円程度)



私も、WEBデザインやコーディングの教材の購入で1万円近くかかったよ。
あと、卒業前にIllustrator®クリエイター能力認定試験を受けたので、その受験料も。
②失業保険や給付金の受給
失業保険は、自己都合退職の場合は、待機期間7日+給付制限期間(2か月程度)の後に支給されるようになっていますが、職業訓練の受講を開始した場合は、給付制限期間を待つことなく受け取ることができます。(公共職業訓練)
また、基本手当の支給残日数より訓練期間が長くなるときは、申請することで訓練延長給付を受けられます。



訓練を受けている間は、失業手当が続くのはありがたいね!
そして、
主婦(夫)や雇用保険の受給が終了した方など「雇用保険を受給できない求職者の方」は、求職者支援訓練になり、一定の要件(収入、資産など)を満たせば、職業訓練受講給付金(月額10万円+通所手当など)を受け取りながら訓練を受講できます。
③通所手当や受講手当が支給される
通所手当として、自宅から訓練校までの通学にかかる交通費(最安経路の実費・ハローワークの審査あり)が全員に支給されます。
また、雇用保険受給者でハローワークから「受講指示」を受けている人(公共職業訓練)は、受講手当として、1日500円(上限40日まで)が支給されます。



交通費の支給や受講手当がもらえたことは、助かったな。
区分 | 手当名 | 内容 |
---|---|---|
雇用保険 (公共職業訓練) | 基本手当 | 離職前の賃金に応じて支給額が異なります |
受講手当 | 日額500円(上限あり) | |
通所手当 | 通所方法により支給額が異なります(上限あり) | |
職業訓練受講給付金 (求職者支援訓練) | 職業訓練受講手当 | 月額10万円(条件あり) |
通所手当 | 通所方法により支給額が異なります(上限あり) |
参考:厚生労働省「就職支援・給付金などについて知る」



受けられる給付金などは、雇用保険加入者だったかどうかで、公共職業訓練と求職者支援訓練にわけられるよ。
詳しくは、厚生労働省の「就職支援・給付金などについて知る」で確認してみてね。
④キャリアコンサルタントの就職支援
訓練校に通所中は、WEBデザインのスキルの授業に加え、就職に関する授業を受けたり、キャリアコンサルタントに個別の就職支援を受ける機会が設けられています。
以下のような一般的な就職支援を受けることが出来ます。
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 求人情報の提供
- 就職活動についての授業
- 企業説明会の開催
- キャリアコンサルティング・職業相談



私の通所した職業訓練校では、
卒業までに就職が決まっていない人には、卒業の3か月後までキャリアコンサルタントの就職支援を受けることが出来たよ。
⑤Adobeなどデザインツールが学割で利用できる
職業訓練に通っている間は「学生」扱いになり、Adobeのデザインツールなどが学割で利用できるものがあります。
ただし、学割の対象校であるかは、訓練校によって違うかもしれませんので、確認してみてください。



他にも「学割」が使えるものがあることもあるので、訓練校などに確認してみてね。



私もAdobeを学割契約して、illustratorやPhotoshopを学割価格で利用していたよ。
職業訓練でWEBデザインを学ぶデメリット



8つのデメリットを紹介するよ!
①失業中にしか利用できないうえ倍率が高い
また、



WEBデザインなどIT系の職業訓練は人気の傾向があり、倍率は2~4倍程度あることが多いよ。
*訓練のコースや地域により差はあります。



失業中であることに加え、倍率の高い試験などに合格しないと利用できないんだね。



そうだね。
だから、在職中の人が「WEBデザインを学びたい」と思っても利用はできないよ。
②訓練校に週5日通う必用がある
職業訓練は、基本的には平日の昼間に週5日、数ヶ月間にわたって通学する必要があります。これは、集中してスキルを習得できる反面、時間的な拘束が大きいというデメリットにもなる方もいます。
ちなみに、職業訓練は「就職支援を目的とした公的制度」なので、出席率は重視されます。



多くの訓練では 80%未満になると修了扱いされないなどのルールがあるよね。
休まないように頑張って通ったよ!
③実務レベルのスキル習得が難しい
職業訓練では、3か月や6か月などの限られた期間で、コーディング(html・css・Javascriptなど)とWEBデザイン(illustratorやPhotoshopなど)の基礎から学んでいき、卒業時にはグループや個人でポートフォリオなどの制作物を作成することが一般的です。
このような中では、基礎やちょっとした応用は学んで一つの制作物を作成するにすぎず、実務レベルのスキルまで習得したりすることは難しい現状があります。



私は、WEBデザイン初心者で入校したので、基本を学んで卒業時に制作物をつくるだけで精一杯だったな。
④必ずWEBデザイナーになれるとは限らない
③でお伝えしたことも関係し、
職業訓練のコースが掲載された資料には、卒業生の就職率の掲載もありますが、これは、WEBデザインなどその訓練で学んだスキルで就職した場合のみの数値ではありません。
WEBデザイナーとして就職した場合だけでなく、デザインを担当予定の広報職や企画職、WEBデザインは全く関係ない事務職などで就職した場合の全てが含まれています。



就職率のデータでは、職業の種類に関係なく、その職業訓練を卒業した人が就職したかどうかを表しているんだね。
職業訓練のWEBデザインコースでは、実際の現場で通用するまでのスキルが身に付きにくいことや、実際の求人では1年上からの実務経験が求められていることが多いため、WEBデザイナー職での就職には繋がりにくい現状があります。
⑤就職した労働環境に不安あり
ちなみに、ハローワークの求人では、「未経験」でも応募可能なWEBデザイナー職の求人が出ていることがありますが、少し注意が必要です。
ハローワークの求人は、無料で掲載することができます。
そのため、求人に費用をかけれない企業や社員にお金を投資・還元する意識が低い企業も含まれていることがあり、就職できたとしても就職先の労働環境自体が良くないこともあります。



ハローワークの求人は、大手企業の求人は少なく、中小企業の求人が多い傾向があるよね。
⑥周りのメンバーによって質が異なる
職業訓練の講師は、過去の経験は問われますが現役講師とは限らないことがあります。
教える先生が現役であるか、最新のスキルがあるかどうかによって、学べる質やトレンドが変わってしまいます。
また、クラスメイトの学習意欲やスキルレベルもその時その時で様々です。
熱心な仲間が多く切磋琢磨できる環境であれば理想的ですが、中には目的意識が低い受講者がいる可能性もあり、自分の学習意欲に影響が出ることもあります。
⑦習うトレンドが古いことがある
職業訓練の講師は、現役の方が掛け持ちでしていることもあれば、過去にWEBデザインを仕事にしていたが今は現役を離れている人が採用されている場合もあります。



私が通った職業訓練校の先生の採用条件は、「過去に5年以上の職務経験がある」ことが含まれていたよ。
そのため、過去の経験年数は満たしていても現役ではない方が、コーディングの講師をしていたりしたよ。
そのため、講師によっては、教える内容が最新のトレンドを踏まえていないこともあります。
⑧授業ペースについていくのが大変
訓練の期間や内容によっては、授業ペースについていくことが大変なこともあります。
WEBデザインは、コーディングやデザインなど様々なスキルを学び、制作物を作成していくことを目指しますので、日中の職業訓練での学習に加え、自宅での学習時間も確保する方も多くおられます。



WEBデザインを学ぶことに平行して就職支援もあるし、卒業に向けての制作物の作成、資格取得と、本当に忙しかったな…。


職業訓練でWEBデザインを学ぶのが向いている人・向いていない人


これまでご紹介してきたことでわかるように、職業訓練でWEBデザインを学ぶことには、向き・不向きがあります。
職業訓練でWEBデザインを学ぶことが向いている人



以下のような人が、職業訓練でWEBデザインを学ぶことに向いているよ。
- 無料でWEBデザインを学びたい失業中の人
- PC操作に苦手意識がない人
- 倍率の高い職業訓練のテストや面接に合格する意欲のある人
- WEBデザインを活かした職種も視野にいれて就職を目指せる人
ちなみに、「WEBデザインを学ぶのが向いている人」でいえば、以下のような人になります。
- コーディングでWEB制作が学びたい人
- 地道な作業が苦にならない人
- WEBデザイナーになりたい明確な志望動機がある人 など
職業訓練でWEBデザインを学ぶことが向いていない人



以下のような人が、職業訓練でWEBデザインを学ぶことに向いていないよ。
- なんとなくWEBデザイナーを目指している人
- 平日週5日の通学が出来ない人
- 働きながらWEBデザインを学びたい人
- フリーランスを最初から目指したい人
- 速くも遅くも自分のペースで学びたい人
ちなみに、「WEBデザインを学ぶのが向いない人」でいえば、以下のような人になります。
- PC操作に苦手意識がある人
- おおざっぱな人
- 地道な作業が出来ない人 など


40代未経験でもWEBデザイナーになれる?


向き・不向きを考慮した上でにはなりますが、WEBデザイナーを学ぶのに向いている人の場合、40代でもWEBデザイナーになれる可能性はあります。
40代未経験からでもWEBデザイナーになれる理由



以下のような理由があるよ。
- WEBデザインの習得に年齢は関係ないから
- 「未経験可」の求人もあるから
- WEBでザイナーは年齢よりもスキル重視の傾向があるから
上記のほか、40代ということやこれまでの社会経験やキャリアが活かせるメリットもあります。
40代未経験からでもWEBデザイナーになるために



以下のことがポイントだよ。
- WEBデザイナーに繋がる場所で学ぶ
- ポートフォリオで実力を示す
- 社会経験やこれまで得たスキルをアピールする
- 就職時は専門の転職エージェントを活用する
- 正社員などにこだわらず、フリーランスや副業などでの柔軟な働き方も視野に入れて動く
ここで一番大事なのは「WEBデザイナーに繋がる場所で学ぶ」ということです。
次の章で詳しくご紹介していきます。


本気でWEBデザイナーになりたい場合は?


職業訓練でWEBデザインで学べることや、WEBデザイナーになれる可能性をこれまでお伝えしてきました。



職業訓練ではWEBデザインの基礎を学ぶまでしかできないことが多いから、WEBデザイナーになれる可能性が高いとはいえないんだよね。
WEBデザインを学ぶ場所は、他にもあります。
それは、サイトや本で独学で学ぶことと、WEBデザインスクールで学ぶです。
但し、独学は学ぶ費用を抑えられる可能性がある反面、以下のようなデメリットがあります。
- 挫折しやすい
- スキルの習得に時間がかかる
- フイードバックがもらえない
- 最新トレンドに気が付きにくい
- モチベーションの維持が難しい



ということは…!


本気でWEBデザイナーになりたいならWEBデザインスクール
40代に限らずいえることですが、



それが、WEBデザインスクールだね。
WEBデザインスクールは職業訓練校とは異なり、授業料は自己負担のため、費用はかかります。
しかし、各スクールで独自の学習サービスや就職支援を提供していたり、スクールのコースによっては国の給付金対象になっているものがあるため受講料の70%が戻るスクールもあります。
そういったものをうまく利用できると、就職に生かせるWEBデザインスキルが身に付くのはもちろん、WEBデザイナーとしての就職支援を受けて仕事に就ける可能性も高まります。



実は、WEBデザインスクールは、これまで紹介してきた職業訓練のデメリットをカバーしているので、学ぶには一番よい場所だよ。



WEBデザインスクールでは、WEBデザイナーとしての就職支援が充実しているスクールもあるよね。
Q&A


- 職業訓練でWEBデザインが学べるって本当?
-
はい、本当です。職業訓練では、IT人材不足の対策として、WEBデザインやプログラミングなどのIT系コースが実施されています。
- 40代でも職業訓練を受けてWEBデザインを学べるの?
-
もちろん可能です。職業訓練は年齢制限がなく、40代で受講されている方も多くいます。実際に、42歳で受講して合格した筆者の例もあります。ただし、選考試験や面接など入学試験があるため、しっかり準備をすることが必要です。
- 職業訓練を卒業したらWEBデザイナーになれる?
-
職業訓練でWEBデザインの基礎を学ぶことはできますが、必ずしもWEBデザイナーとして就職できるとは限りません。求人条件では実務経験が求められることも多かったり、ポートフォリオの制作レベルも確認されるため、職業訓練を卒業しただけでWEBデザイナーになることは難しい面があるかもしれません。
まとめ


今回の記事では、WEBデザインの【職業訓練は40代】も可能?デザイナーになれる?と題して、以下の内容をご紹介しました。
- WEBデザインが学べる職業訓練とは
- WEBデザインの職業訓練で学んだ内容と流れ
- 職業訓練でWEBデザインを学ぶメリット・デメリット
- 職業訓練でWEBデザインを学ぶのが向いている人・向いていない人
- 40代未経験でWEBデザイナーになれる?
- 本気でWEBデザイナーになりたい場合は?
そして、40代未経験からでもWEBデザイナーになるためには、以下のことがポイントです。
- WEBデザイナーに繋がる場所で学ぶ
- ポートフォリオで実力を示す
- 社会経験やこれまで得たスキルをアピールする
- 就職時は専門の転職エージェントを活用する
- 正社員などにこだわらず、フリーランスや副業などでの柔軟な働き方も視野に入れて動く
そのため、
「WEBデザイナーとして就職して働きたい」「企業に評価される技術まで身に着けたい」「WEBデザイナーになるための就職支援まで受けたい」方は、WEBデザインスクールを選択する方が望ましいでしょう。



WEBデザインスクールでは無料説明会や体験ができるので、その機会を利用して判断してみてね!
今後、お勧めのWEBデザインスクールをご紹介していきますので、しばらくお待ちくださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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